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メーカー営業利益率ランキング @tapt_

 こんにちは。ちょめちょめです。

 

最近は勉強に集中できない日々が続いて困っています。

 

元々、気分屋なので、やる時はやってやらない時はやらない(できない)ようなタイプです。

それで社会人やっていけるのか…?🤔

 

 

さて、今回は日系製造業の営業利益率ランキングについて書いていきたいと思います。

 

書こうと思ったきっかけは、前回記事(‪「マイナビリクナビに求人広告を載せていない優良企業ってどこ!?」http://tapt.hatenablog.jp/entry/2017/12/25/144825‬)の最後に今度は営業利益(率)に着目した記事でも書こうと思ったからです!

 

まずは用語の確認をしましょう。

 

※営業利益…企業が本業で稼いだ利益を表します。 売上高から売上原価を差し引いた「売上総利益」から、さらに「販売費および一般管理費販管費)」を差し引いて計算します。

 

※営業利益率…製造業の平均は1〜2%です。 10%を安定的に超えると高収益企業と呼ばれます。企業の収益率であり、この数字を見れば企業の実力がモロ分かります。

 

売上総利益…商品または製品の売上高から売上げられた商品または製品の売上原価を差引いた差額。 売上総利益は企業における最も重要な利益源泉を表わすから,損益計算書では第1区分として表示される。 売上総利益から営業費たる販売費および一般管理費を控除して営業利益を算定し,営業利益に営業外収益費用を加減して経常利益を計算する。

 

※売上原価…商品を仕入れるとき、もしくは製造するときにかかる費用のことです。 <売上高-売上原価=売上総利益>であり、売上原価が小さければ小さいほど、会社の儲けは大きくなります。 売上原価とは商品を仕入れたり、製造したりするときにかかる費用のことを指します。 売上高から売上原価を差し引くことで売上総利益が求められます。

 

以下のサイトに日本の製造業の営業利益率の推移が書かれているので、参考にしてください。

→「日本の製造業の収益率>日本企業の営業利益率」より(http://jimosen.com/shu0010.html)

 

上記サイトにある通り、他国の製造業の発展や日本のデフレ化などにより、日本の製造業の営業利益率は年々低下しております。

 

そんな中で高い営業利益率を維持し続けている日本の凄い製造業をランキング形式でご紹介します。2017年12月27日現在において、最新の決算書を参考にしました。

 

 ※全て連結決算による

※年によって数字の変動が激しい製薬・医薬品業界は除く

 

それでは、12位から順番にいってみましょー!!

 

12位:ヒロセ電機株式会社

事業内容:コンピュータ、周辺機器、端末機器、移動・有線・無線通信機器、事務機器、民生機器、制御機器、自動車等の各種高性能コネクタ製造販売

決算発表日:2017年4月28日

決算月数:12か月

売上高:115,103百万円

営業利益:28,482百万円

営業利益率:24.7%

 

 コネクタ大手のヒロセ電機です。

日本のコネクタメーカーは他にも矢崎総業日本航空電子工業、日本圧着端子製造、などが挙げられます。

売上高は国内1位ではありませんが、ヒロセ電機は研究開発に非常に力を入れており、高品質な製品を生み出し続ける力がある企業です。

その証拠に、営業利益率に関しては国内のコネクタメーカーの中でトップです。

 

11位:マニー株式会社
決算発表日:2017年10月10日
決算月数:12か月
売上高:17,167百万円
営業利益:4,261百万円
営業利益率:24.8%

 

マニーに関しては、前回記事(‪ http://tapt.hatenablog.jp/entry/2017/12/25/144825‬)で触れたので、ここでは割愛します。

 

10位:レーザーテック株式会社

事業内容:①半導体関連装置②エネルギー・環境関連装置③レーザー顕微④FPD関連装置の開発・製造・販売・サービス

決算発表日:2017年8月7日

決算月数:12か月

売上高:15,806百万円

営業利益:4,004百万円

営業利益率:25.3%

 

①はフォトマスクや各種ウェハの欠陥検査・測定装置、②はSiCウェハ、透明ウェハ欠陥検査/レビュー装、③はFPDフォトマスクの欠陥検査装置、④はハイブリッドレーザーマイクロスコープの製造をしています。

 

マスクブランクス欠陥検査装置という製品は世界シェア100%、フォトマスク欠陥検査装置という製品は世界シェア50%を誇っています。

 

基本的に半導体製造過程に必要不可欠な装置を作っているメーカーと思っていただけたら大丈夫です。

 

9位:株式会社ハーモニックドライブシステムズ

事業内容:産業用ロボットや半導体製造装置に組み込まれる「メカトロニクス製品」及び以下ブランドの減速装置の製造、販売
・波動歯車装置「ハーモニックドライブ®」
・精密遊星減速装置「アキュドライブ®」、「ハーモニックプラネタリ®」
決算発表日:2017年5月12日
決算月数:12か月
売上高:30,069百万円

営業利益:7,813百万円
営業利益率:25.9%

 

''精密減速機''技術を活かし、産業用ロボットの基幹部品や精密装置の部品を製造しています。

精密減速機の分野では約40%のシェアを占めています。

 

8位:ダブル・スコープ株式会社

事業内容:プラスチックフィルム及びシートの製造・販売

決算発表日:2017年2月8日
決算月数:12か月
売上高:9,048百万円 
営業利益:2,370百万円

営業利益率:26.1%

 

リチウムイオン二次電池の主要材料は、正極材、負極材、電解液、セパレータであり、ダブルスコープはセパレータ部分を製造しています。

セパレータは電池の安全性に関わる重要な部材です。

 

2005年の創業から物凄い勢いで売上とシェアを伸ばしています。

 

7位:SMC株式会社

事業内容:自動制御機器製品、焼結濾過体および各種濾過装置の製造販売

決算発表日:2017年5月12日
決算月数:12か月
売上高:315,875百万円
営業利益:82,791百万円
営業利益率:26.2%

 

イメージとしては、様々な装置や機械や産業用ロボットの部品に使われている製品を扱っています。

 

 空気圧制御機器では日本国内シェア6割、世界シェア3割で世界首位です。

 

6位:株式会社ナカニシ

事業内容:医療用ハンドピースの製造などの歯科製品関連事業、工業製品関連事業
決算発表日:2017年2月8日
決算月数:12か月
売上高:31,829百万円
営業利益:8,459百万円
営業利益率:26.5%

 

医療用ハンドピース、歯科医療用回転機器で世界トップシェアです。

 

5位:株式会社ニューフレアテクノロジー

事業内容:電子ビームマスク描画装置、エピタキシャル成長装置、マスク検査装置の3製品を中心とした半導体製造装置の開発製造販売

決算発表日:2017年5月12日
決算月数:12か月
売上高:47,702百万円
営業利益:13,137百万円

営業利益率:27.5%

 

電子ビームマスク描画装置は、電子ビームによる描画制御技術コア技術として、精密機械制御、大規模データ処理、レーザ計測技術等の多様且つ高度に専門化された要素技術を統合し、LSI(大規模集積回路)の製造工程における回路原版(フォトマスク)を描画・製造するための装置です。


エピタキシャル成長装置は、ガス制御技術をコア技術として、シリコンウェーハ上にシリコン単結晶を成長させるための装置です。


マスク検査装置は、電子ビームマスク描画装置で描画・製造された回路原版(フォトマスク)を高速に検査し、微細化が進むLSIの歩留まり向上に貢献しています。

 

先端フォトマスク描画装置市場においてニューフレアテクノロジーはほぼ100%のシェアを保有しています。

 

4位:ファナック株式会社
決算発表日:2017年4月27日
決算月数:12か月
売上高536,942百万円
営業利益:153,217百万円
営業利益率:28.5%

 

皆さんお馴染みのファナックですね

 

キーエンスに続いて2位だと思っていた方も多いかと思いますが、今回は4位でした。

 

3位:相模ゴム工業

事業内容:ゴム製品

決算発表日:2017年
決算月数:2017年5月17日

決算月数:12か月
売上高:5,710百万円
営業利益:1,660百万円
営業利益率:29%

 

コンドームでお馴染みの相模ゴム工業です。オカモト、不二ラテックスに続くコンドーム3位の企業です。

……驚きました。 ここがこんなにも高い利益率を誇っていたとは思いませんでした。

主力製品の「サガミオリジナル」は観光客に大人気で、少し前までは外国人が爆買いしていたみたいですね。

2020年の東京オリンピックでは、選手村に大量のサガミオリジナルが流通するんでしょうね。

コンドームに関しては、先進国は勿論、今後は途上国の需要も高まってくると思うので、将来性もありそうですね!
 

2位:株式会社エーワン精密

事業内容:工作機械部品の製造

決算発表日:2017年8月10日
決算月数:12か月
売上高:1,932百万円
営業利益:560百万円
営業利益率:28.9%

 

主力製品は各種コレットチャック及びガイドブッシュ、各種切削工具研磨、各種専用機及び自動旋盤用カムなどです。


このように営業品目を限定しているのは、専門技術をさらに高度なものへと練磨していくことが、”ハイクオリティな製品”を”より低コスト”で”短期間に”生み出すためであるそうです。

 

自動旋盤用コレットチャックでは、日本国内シェア60%を有しています。

 

企業戦略上、海外進出にはあえて消極的になっているらしいです。

 

 1位:株式会社キーエンス
決算発表日:2017年4月27日
決算月数:9か月
売上高:316,347百万円
営業利益:169,750百万円

営業利益率:53.6%

 

皆さんお馴染みのキーエンスはやはり圧倒的ですね。

どうしてここまでの数字を安定的に出せるのかを解体してじっくり調べてみたいです。キーエンスに関する記事は既にたくさんあるので、そちらを参考にしようと思います。

 

~オマケ~

 

今回はランキングから外れてしまいましたが、去年、一昨年なら間違いなくランクインしていた企業を挙げます!

 

株式会社エンプラス

事業内容:メカニクスソリューションデバイス事業、半導体機器事業、オプトデバイス事業、LED関連事業、バイオ関連事業

決算発表日:2016年4月20日 2015年4月28日
決算月数:12か月 12か月
売上高:38,737百万円 39,650百万円
営業利益:9,933百万円 10,777百万円

営業利益率:25.6% 27.1%

 

少し前の業績を見ると、ランキングでも上位に食い込むレベルですね。

 

電気的な検査を行うテストソケットでは、全世界でも高いシェアをキープしています。

 

 

 

次に、メーカーかエネルギーか線引きがしにくいため、今回はランキングに入れなかった国際石油開発帝石(INPEX)の営業利益率をチェックしてみましょう!

 

国際石油開発帝石株式会社(INPEX)

決算発表日:2017年5月12日
決算月数:12か月
売上高:874,423百万円
営業利益:336,452百万円

営業利益率:38.4%

 

営業利益率が非常に高いですね。

原油販売単価が上昇したおかげでしょうか。

 

 

製薬・医薬品業界はランキングから除きましたが、最近は''バイオベンチャー''なんて言葉が流行っています。創薬ベンチャーなんて言い方もします。

 

ここで、最近、急激に力をつけてきているバイオベンチャー企業をご紹介します。

 

へプチドリーム株式会社

決算発表日:2017年8月9日 2016年8月9日 2015年8月11日
決算月数:12か月 12か月 12か月
売上高:4,895百万円 4,327百万円 2,474百万円
営業利益:2,490百万円 2,548百万円 1,391百万円
営業利益率:50.8% 58.8% 56.2%

 

大手製薬会社の絶好調の時を上回る営業利益率ですね。

年によってはキーエンスをも上回る数字を叩き出しています。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

世界的な半導体、機械需要のおかげか、半導体や機械に関連する企業が多く並んでいる印象があります。

 

製薬や医薬業界は新薬の開発、量産化に成功した企業はその年の売上や営業利益が良くなりますが、そこから少しずつ売上と営業利益が下がってくる印象にあります。

恐らくはそういった理由から業績の変動が激しいと考えられます。

 

この記事を読んで初めて存在を知った企業もあるのではないでしょうか。

知名度が低くても物凄い業績が良い企業はたくさんあるのです。

 

何かの参考にしていただけたら幸いです。

 

本記事は以上になります!

 

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