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簿記2級[工業簿記] ~総合原価計算Ⅰ~@tapt_

簿記2級[工業簿記]の総合原価計算Ⅰの復習用


1. 総合原価計算とは


① 総合原価計算
→同じ規格の製品を毎日大量に生産する大量生産形態に適用される原価計算方法。総合原価計算のうち、1種類の製品を大量生産する生産形態に適用される原価計算方法を単純総合原価計算という。

 

② 計算方法


完成品総合原価=当月総製造原価―月末仕掛品原価
完成品単位原価=完成品総合原価÷当月完成品製品

 

完成品総合原価…当月に完成した製品の原価
完成品単位原価…完成品1個あたりの原価
月末仕掛品…月末において未完成の製品

 

2. 月末仕掛品がある場合

 

① 直接材料費と加工費


直接材料費と加工費に分けて計算する。
直接材料費…製品の本体の主体となる材料なので、通常は製品を作り始めるときに、完成までに必要な量がすべて投入される。
加工費…加工が進むにつれて発生する原価。製品の加工が進めば、進むほど多く発生する原価のため、完成品1個あたりの加工費と月末仕掛品1個あたりの加工費は異なる。

 

完成品換算量=(月末)仕掛品数量×加工進捗度

完成品換算量…完成品の数量に換算した月末仕掛品の数量

 

② 総合原価計算のボックス図


 
             

 

            
直接材料費(数量と原価)
       月初仕掛品      当月完成
      
 当月投入        月末仕掛品
  左側は問題文に与えられる    右側は自分で計算する

加工費

     完成+月末-月初=当月       
加工費の場合、数量は完成品換算量で記入

③ 仕掛品勘定の記入


④ 総合原価計算表の記入


3. 月初仕掛品がある場合

 

① 先入先出法
→先に投入したものから先に完成したと仮定して、月末仕掛品原価と完成品総合原価を計算する方法。先に投入した月初仕掛品から先に完成し、その後、当月投入分のうち一部が完成し、残りが月末仕掛品になる。

 

② 平均法
→月初仕掛品(前月投入分)と当月投入分から平均単価を計算し、この平均単価を用いて月末仕掛品原価および完成品総合原価を計算する方法。

 

平均単価=(月初仕掛品原価+当月製造費用)÷(完成品数量+月初仕掛品数量)