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26歳会社員 @tapt_ が運営しているブログです

半導体製造装置業界について① @tapt_

 

Twitterでリクエストがあったので今回は「半導体製造装置」について記事にしました。

 

「そもそも半導体って何?」という方もいると思います。

半導体とは、一定の電気的性質を備えた物質です。物質には電気を通す「導体」と、電気を通さない「絶縁体」とがあり、半導体はその中間の性質を備えた物質です。また半導体とは、トランジスタダイオードなどの素子単体(ディスクリ-ト半導体部品)や、トランジスタ等で構成される回路を集積したIC(集積回路)を総称したものを示すことも多くあります。(株式会社日立ハイテクノロジーズHP>半導体の部屋より)
半導体は、現在の生活を支えている多くの電化製品、あるいは交通や通信などの社会インフラに、欠かせない存在となっています。たとえば、エアコンを快適な室温で運転させたり、自動車の安全性を高めたり、最先端医療のレーザー治療など、さまざまな分野の機器の制御に、重要な役割を果たしています。また、半導体技術の進歩でシステムの効率化、小型化、省エネ化が促されます。このことは安全で快適な生活の実現はもとより、地球環境への負担軽減にも良い影響を与えます。すなわち、半導体とその進歩は、現在の生活を支え、豊かな未来の創造も担っているのです。(株式会社日立ハイテクノロジーズHP>半導体の部屋より)

 

半導体って何に使われるの?」と思ったという方もいると思います。

 

半導体の用途~

 

・動画配信サービスの普及で動画を送信する側のデータセンター向き半導体

・受信する側のスマホやテレビ関連機器で大容量メモリー

・データを蓄積したり、処理したりするデータセンター向けの半導体

・あらゆるモノがネットにつながる「IoT」機器に使われる半導体

・電気自動車(EV)や自動運転技術の進展によって車載向けの半導体

 

などです。

今日ではこれらの需要の波がきているといえます。

 

要するに、半導体は人間でいうところの''頭脳''みたいなものです。

 

「うむうむ……じゃあ半導体ってどうやって作られるの?」と思った方もいると思います。そんな方のために、簡単に製造工程を説明します。

 

半導体の製造工程[前工程]~

①.ウエハー(半導体材料) の洗浄

②.成膜

③.レジスト塗布(コーティング)

④.露光

⑤.現像

⑥.エッチング

⑦.不純物注入

⑧.レジスト剥離

①〜⑧の工程を繰り返す

⑨検査

組み立て

 

各工程の詳細を知りたい方はこちら(「SCREENホールディングスHP>半導体製造プロセス」http://www.screen.co.jp/spe/technical/process.html)を参考にしてください。

 

~各工程で強みを持つ企業~

SCREENホールディングス東京エレクトロン

東京エレクトロンアプライド・マテリアルズ(米)

SCREENホールディングス東京エレクトロン

④ASML(蘭)、ニコンキヤノン、ニューフレアテクノロジー

東京エレクトロンSCREENホールディングス

⑥ラム・リサーチ(米)、日立ハイテクジーズ、東京エレクトロン

SCREENホールディングス

⑧東京応化工業

アドバンテスト、テラダイン(米)

 

このように、前工程では日本企業がかなり強いです。

 

 

昨今、物凄い勢いで伸びている半導体需要に連動して、半導体製造装置の需要も伸びています。

とは言っても、流石に伸びすぎ感があったか、2017年の11月末頃から株価は下落傾向にあります。

 

それでは、日本の主要(大手)半導体製造装置メーカーをご紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

と思ったのですが、記事が長くなりそうなので、今回はこの辺で終わります。


近日中に''②''を公開します。

 

 

※2/22 追記

 

②を公開しました

 

半導体製造装置業界について(‪http://tapt.hatenablog.jp/entry/2018/02/22/220614‬)