ちょめちょめブログ

メーカー勤務のサラリーマンが運営するブログです

化学業界の産業構造について @tapt_

皆さんこんにちは。

 

ちょめちょめです。

突然、やる気が出てきたので久々にブログ書きました。

 

今回は化学業界の産業構造に書いてみたので、化学メーカー志望の就活生や来年から化学メーカーで働く学生は読んでくださると幸いです。

 

 

化学品には一般消費者に使われる洗剤や化粧品等の消費財が目立ちますが、規模で言えば、圧倒的に中間投入財が多いです。

しかも、産業内で中間投入を繰り返すことが多いのも、この業界の特徴です。

 

具体的にどういう流れになっているのか解説します。

 

原料から最終製品までは

 

原料

基礎化学品

中間化学品

最終化学品(最終製品)

別産業

 

という大きな流れがあります。

 

原料というのは、石油、LPG(Liquefied Petroleum Gas=液化石油ガス)、天然ガス、鉱石などです。他にも、食塩や空気なども含まれます。

 

これらの原料から、基礎化学品が作られます。基礎化学品には、エチレン、プロピレン、スチレンモノマー、ベンゼン、苛性ソーダ、リン酸、アンモニア、塩素などがあります。

 

これらの基礎化学品は中間投入財にあたり、ここから中間化学品が作られます。中間化学品には、合成樹脂、無機化学品、有機化学品、界面活性剤、合成繊維、合成ゴムなどがあります。

 

これら中間化学品も中間投入財にあたり、ここから最終化学品へと変わっていきます。

最終化学品には、他の産業への中間投入財となるものとして化学肥料(農薬)、食品添加物、接着剤、塗料、タイヤなどがあります。他の産業への中間投入財にならない消費財には、化粧品、家庭用洗剤、コンドームなどがあります。

他の産業への中間投入財になる最終化学品は自動車産業や食品産業や農業などに役立てられます。

 

取引の流れとして、具体的な企業名を挙げてみます。

※製品上、取引は可能であるが実際にサプライチェーンになっているかどうかは不明

 

原料(石油=JXTGホールディングス)

基礎化学品(エチレン=東ソー)

中間化学品(界面活性剤=ADEKA)

最終化学品(洗剤=花王)

消費財

消費者

 

我々が普段使っている家庭用洗剤が作られるまではこのような過程があります。勿論、ここに出てきていないが使われている化学品は他にもたくさんあります。

 

いかがでしたでしょうか。

 

ここに書かれているのはあくまで化学産業構造の1部にすぎません。

 

化学産業は奥が深く、突き詰めるとキリがありません。

興味が出てきた方はご自身で更に深堀してみてくださいね。

 

本記事は以上で終わりです。